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ビジネスマンが知っておくべき『グルメの新常識』(52) 「ナイトロコーヒー」 | マイナビニュース

次々に新しい料理や食材などが登場するとあって、『食のトレンド』は刻一刻と移り変わっていく。しかし、クライアントや職場の同僚と「あれ食べた?」という話になることはよくある。そんなときに「……聞いたこともない」というのは、かなりマズい。この連載では、ビジネスマンが知っておけば一目おかれる『グルメの新常識』を毎回紹介していく。第52回は「ナイトロコーヒー」。

「ナイトロコーヒー」って?

暮らしのいろいろなシーンで親しまれるコーヒー。一言にコーヒーといっても、楽しみ方は多種多様で、豆の産地や焙煎方法、抽出方法、味付けなどによって、全く違う味わいがあるもの。その中でも比較的新しいコーヒーの飲み方の一つが「ナイトロコーヒー」だ。

ナイトロコーヒーとは、窒素ガスを加えながら水出しコーヒーを専用サーバーから注ぎだすコーヒーのことで、ナイトロとは窒素(=nitrogen)を指す。細かな泡を含むことで注ぎ口部分のコーヒーは白く泡立ち、黒ビールのような見た目とフワッとまろやかな口当たりになるのが特徴で、アメリカで数年前から話題になっている。店によってはニトロコーヒー、コールドブリューコーヒー、ドラフトコーヒーなどとも呼ばれる。

「ナイトロコーヒー」はどこで飲める?

国内でもナイトロコーヒーが飲める店がいくつか登場している。中でも早くからナイトロコーヒーに着目し商品化してきたのが、全国で107店舗を展開している「上島珈琲店」だ。

上島珈琲店を運営するUCCグループは、2014年のアメリカ視察の際にナイトロコーヒーを発見し、その斬新さに感銘を受け、独自のコーヒーサーバー開発に着手。2015年からは一部店舗にて「アイスブリュードコーヒー」の名前で提供を始め、現在は上島珈琲店7店舗(成城店、赤坂一ツ木通り店、サンエー浦添西海岸PARCO CITY店、四条烏丸店、河原町店、京都寺町店、大阪国際空港店)で飲むことができる。ナイトロコーヒーの日本国内の認知を牽引してきた経緯がある。

「革命的な新しいコーヒーの飲み方を発見し、これはぜひお客様に楽しんでいただきたいという想いから、いち早く導入してきました。一度注文された方からはリピートが多く、ファンが拡大しています」と同社ブランド推進部 加藤未麗さん。

加藤さんによれば、どんなコーヒー豆を使用してアイスブリュードコーヒーにするかという点も、味わいを大きく左右するという。「例えば深煎りのものやビターなコーヒーを使用している場合は、黒ビールのようなコクやクリーミーさが際立つ味わいになり、浅煎りでフルーティーなコーヒーを使うと地ビールのように喉越しの良い、軽い味わいになるんです」(加藤さん)。いずれにしても通常のアイスコーヒーより口当たりはまろやかで、スッキリとしたのど越しに変化するのが特徴だ。

アイスブリュードコーヒーは「自分へのご褒美をあげたいときや、ちょっとした夜のシーンにもおすすめです。見た目にも特別感があるので、時間帯を選ばずに楽しむことができます。ドライフルーツやビターなチョコレートとも相性が良いので、ぜひ合わせてみてください」(ユーシーシーフードサービスシステムズブランド推進部PR担当者)。

「ナイトロコーヒー」を飲んでみた

全国で1,600店以上を展開している「スターバックス コーヒー」でも、一部の店舗でナイトロコーヒーのメニュー「スターバックス ナイトロ コールドブリュー コーヒー」を提供している。実際に店頭でオーダーしてしばらく待っていると、バリスタの方がカウンターに設置されたナイトロコーヒー専用のサーバーで注いでくれた。

注がれたコーヒーを見ると、通常のアイスコーヒーに比べて少し白濁している。細やかな窒素の泡が含まれていてトロリとしている様子がわかる。

泡はとてもきめ細かく、見た目は黒ビールにそっくり。泡が上に上がるにつれ、下の方から澄んだ色に変化していくのも楽しい。飲んでみると、なんとも軽くふわっとした口当たりと、なめらかでミルキーなのど越しに驚いた。砂糖やミルクは入れていないのにコーヒー自体の苦味がマイルドに感じられ、香ばしさがふわりと立ち上る。

今回は肌寒い時期の試飲だったので冷たすぎると感じるかと思いきや、氷が入っていないのでそれほどではなく、胃にスッと入っていくやさしい飲み口。口当たりの良さが実感でき、普通のコーヒーより贅沢な味わいに感じられた。口溶けのよいビターなチョコレートとの相性が良さそうだ。逆に暑い時期にはのど越しの良さが心地いいので、ゴクゴクと勢いよく飲みたいシーンにも合いそう。

スターバックス コーヒー ジャパン広報部の担当者によると「2017年に銀座Six店をオープンした際に、コーヒーの楽しみ方のバリエーションを広げる1つとして『ナイトロ コールドブリュー コーヒー』を導入しました。以来、提供店舗は限られていますが、継続して販売しています」とのこと。現在同商品には甘味をつけていないタイプの他に、キャラメルやバニラのフレーバーをつけたものを合わせて3種がある。

「店舗で展開している様々なフラペチーノやラテと同様、『ナイトロ コールドブリュー コーヒー』もコーヒーの新しい選択肢として味わっていただけたら」(同社担当者)との言葉通り、口当たりが変化するだけで通常のアイスコーヒーとは別物のような感覚があった。

今日はいつもとちょっと違うコーヒーを、という日に、ナイトロコーヒーという選択肢はおすすめだ。リモートワークやカフェでのんびり過ごしたい時のお供として、一度試してみては。

※価格は全て税別

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