ライフスタイル

前園真聖「15秒ぐらいは稼げたと思いますよ」歴史に残るサウジアラビア戦…コーナーキック転倒の真相を明かす | マイナビニュース

前園真聖「15秒ぐらいは稼げたと思いますよ」歴史に残るサウジアラビア戦…コーナーキック転倒の真相を明かす

俳優の青木崇高がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ネスカフェ香味焙煎 presents Lifetime with Coffee~コーヒー片手に、大人のたしなみ~」。この番組では、さまざまなジャンルで活躍するかっこいい大人をお迎えし、人生論、恋愛論、仕事論、若い頃の苦労話など、こだわりある“かっこいいかたち”を伺っていきます。

3月のマンスリーゲストには、元サッカー日本代表の前園真聖(まえぞの・まさきよ)さんが登場。3月14日(日)の放送では、1996年アトランタオリンピック・アジア最終予選の準決勝で死闘を繰り広げたサウジアラビア戦について語っていただきました。

(左から)前園真聖さん、青木崇高

◆世界の扉をこじ開けたサウジアラビア戦を振り返る
1996年3月24日、マレーシアでおこなわれたサウジアラビア戦。キャプテンとしてサッカー日本代表を率いていた前園さんは前半4分、チームを勢いづける先制ゴールを奪います。そして1対0で折り返して迎えた後半12分、またもや前園さんが値千金となる2点目のゴール。

その後、サウジアラビアに1点を返されてからの試合展開は、劣勢に立たされます。日本が1点リードのまま、残り時間10分を切ったところで得たコーナーキック。そのときを振り返り、前園さんは「非常に苦しい時間帯で、(体力的にも)限界で……」と話します。ボールを置いて数歩下がり、いざ蹴ろうとステップを踏もうとした際に、前園さんは滑ってしまい転倒。「僕は『時間を稼ごうとしてやった』って周りに話しているんですけど、誰も信じてくれないんですよ」と苦笑い。

青木が「いや、前園さん。あれは普通にコケていますよ(笑)」と指摘すると、前園さんは「いやいや(苦笑)。あのときは苦しい時間帯で、味方選手の表情を見ても本当に疲れ切っていたし、息づかいでわかるじゃないですか」と弁解します。

というのも、「夜8時のキックオフだったんですけど、気温が30度で湿度は90%でしたから。みんな限界に近づいているなかで、あのコーナーキックのときも、10秒でもいいので息を整える時間がほしかったんです。それは試合前から、チームの共通認識としてあったんですよね」と話します。

前園さんが転倒したのは、ピッチの芝生とスタジアムのトラックとの境目部分。「タータン(のトラック)ってけっこう滑るんですよ。だから“ここだな!”と思って、ズルっと滑って。けっこういい感じで滑ったので、線審も本当にビックリしちゃって『大丈夫か?』みたいな感じで。

(痛そうな素振りをして)ボールを触る必要がないのに、もう1回ボールを触って、確認しながらゆっくりと下がって……15秒ぐらいは稼げたと思いますよ」と明かします。そうした一芝居を打ってでも、数秒のインターバルを稼がなければならないほど「大変な試合だった」と振り返ります。

そんな苦しい状況を耐えしのぎ、2対1でサウジアラビアを下し、日本サッカー界にとって28年ぶりとなるオリンピックへの切符を手にした“歴史的瞬間”となりました。試合終了のホイッスルが鳴る瞬間まで、集中力を切らさなかったのは、あと一歩のところでFIFAワールドカップ(1994年)への出場権を逃したドーハの悲劇があったからだと言います。あらためて前園さんは、「そうした先人の経験から得たものを、僕らはあの場で冷静にできたというのはあると思います」と語りました。

次回4月11日(日)の放送は、大友啓史監督をゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:ネスカフェ香味焙煎 presents Lifetime with Coffee~コーヒー片手 に、大人のたしなみ~
放送日時:毎週日曜 TOKYO FM 18:00~18:30/FM大阪 18:30~18:55
パーソナリティ:青木崇高
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/withcoffee/

クレジットソースリンク

もっと見せて!

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Back to top button