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世界初、RICを活用した5G SAのSLA保証型スライシング実証に成功 | 2023年 | KDDI株式会社

~商用環境実証に成功、ネットワークスライシングの早期提供を目指す~

  • KDDI株式会社

2023年1月20日

KDDIは2022年11月29日、Samsung Electronics Co., Ltd. (本社: 大韓民国水原市、ネットワーク事業部社長: 金佑駿 (キムウジュン)、以下 サムスン電子) と協力し、5Gのスタンドアローン構成 (以下 5G SA) (該当項目へジャンプします注1) において、SLA (該当項目へジャンプします注2) 保証型のネットワークスライシングの商用基地局でのフィールド実証 (以下 本実証) を実施し、成功しました。O-RAN ALLIANCE (該当項目へジャンプします注3) で規定するRIC (該当項目へジャンプします注4) からの指示にもとづいて、通信環境の変化に応じて必要なリソースをリアルタイムに提供し、SLAに準じた通信要求に応じる仕組みを開発しました。RICを活用したSLA保証型ネットワークスライシング実証の商用基地局での成功は世界初となります。

2024年度のネットワークスライシングの本格提供に向け、さまざまなパートナーと共に研究開発を進めていきます。

なお本実証内容は、2023年1月20日以降に新規ウィンドウが開きますO-RAN Global PlugFest 2022の専用サイトでも公開されます。

本実証のイメージ

<本実証のイメージ>

■背景

  • SLA保証は、お客さまのユースケースやアプリケーションのニーズに応じた通信品質を提供するために必要になります。これまでは通信品質の上限は提示するものの保証はしないベストエフォートが一般的でした。
  • 高画質映像のライブ配信などを実現するにあたって、5G SAを活用した高速かつ低遅延な通信を、安定的に提供することが求められており、5G SAにおけるSLA保証型のネットワークスライシングの実現が期待されています。
  • KDDIは、2020年9月にエンド・ツー・エンドで品質保証や低遅延などのネットワークスライスを複数・同時に生成することに世界で初めて成功しています (該当項目へジャンプします注5)。これまでは、実証環境で各スライスの通信品質を保証する機能の検証を進め、その後、商用環境への適用を検討していました。

■本実証について

  • KDDIは、RICを通して端末単位の通信品質を監視する機能や要求品質に応じて無線リソースを制御する機能を追加することで、通信品質が変動する状況や、通信要件が異なる複数のスライスが存在するような商用環境下でも各端末のSLA保証を実現する仕組みを実装しました。
  • O-RAN ALLIANCEにおいてネットワークスライシング実現に向けた標準化を目指しており、本実証の成果をもとにO-RAN ALLIANCEの検討促進に寄与し、ネットワークスライシングを通じた新たな付加価値の提供を目指します。
  • 注1)
    5G基地局に5G専用に開発したコアネットワーク設備を組み合わせるシステム。
  • 注2)
    Service Level Agreementの略。
  • 注3)
    「Open Radio Access Network ALLIANCE」の略称。5Gをはじめとする次世代の無線アクセスネットワークをよりオープンでインテリジェントにすることを目的に活動している業界団体。
  • 注4)
    「RAN Intelligent Controller」の略称。O-RAN ALLIANCEで規定されているRANの高度な制御を行うコントローラ。AI・機械学習と組み合わせた高度な制御により通信品質の向上の実現が期待されています。
  • 注5)
    2020年9月23日 KDDIニュースリリース
    新規ウィンドウが開きます5Gのスタンドアローン構成でのエンド・ツー・エンド ネットワークスライシングの実証実験に成功


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