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【海外版・10/28~11/3 IR記事まとめ】MGMリゾーツ第3四半期も損失計上、シンガポールは中国人観光客の入国緩和へ (1/2) | JaIR -日本型IRビジネスレポート-

 JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は10月28日(水)~11月3日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=104円、1マカオパタカ=13円換算です。

2020年11月3日(火)

 

【ラスベガス】ストリップ地区カジノ近くのシーザーズ未開発土地 売却は保留中

Sale of Caesars’ undeveloped land near Strip casinos on hold

https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/03/55314-sale-of-caesars-undeveloped-land-near-strip-casinos-on-hold

シーザーズ・エンターテイメントの提携不動産投資信託Viciプロパティーズは、ラスベガス・ストリップにあるシーザーズ未開発土地の取引をいったん中止することを決定した。同社の最高経営責任者(CEO)は、この土地についてシーザーズの駐車場義務に関連した権利の問題があり、エルドラド社とシーザーズ間の「合併後、少し落ち着いた時」に、この取引を再考するかもしれないと述べた。

 

【ラスベガス】MGMアリア・ホテル・カジノはCOVID-19違反で12,000ドル(約126万円)の罰金

Las Vegas: MGM’s Aria hotel-casino fined USD 12 K for COVID-19 violations

https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/03/55313-las-vegas-mgms-aria-hotel-casino-fined-usd-12-k-for-covid-19-violations

 

ネバダ州労働安全衛生局(OSHA)は先週、MGMリゾーツが所有するラスベガスのアリア・リゾート&カジノに対し、Covid-19の安全違反で金銭的なペナルティを課した。従業員が使用するPOS端末において社会的な距離感の欠如を訴える苦情が発端となった。「アリアはネバダ州OSHAに協力しており、安全法に対して違反していないと考えているため、今回の警告と罰則に異議を唱える予定」とMGM関係者は声明を出している。

 

ネバダ州OSHAは、3月中旬以降、Covid-19の健康と安全対策義務に違反したことに関連して、合計177件の警告と罰則の通知を発行している。

 

【マカオ】2021年のカジノGGRが2019年の45%になる可能性 マカオ政府

2021 casino GGR may be 45pct of 2019 says Macau govt

http://www.ggrasia.com/2021-casino-ggr-may-be-45pct-of-2019-says-macau-govt/

マカオのカジノ総ゲーミング収入(GGR)は、2021年度の予算案では、「厳しい」経済状況が続く可能性が高く、Covid-19パンデミックからの回復には「時間がかかる」という見方を市政府は示した。2021年のマカオのカジノ総ゲーミング収入(GGR)は1,300億マカオパタカ(約1兆7,022億円)、つまり2019年の2,925億マカオパタカ(約3兆8,299億円)の44.5%にしか達しない可能性があるという。

 

2021年度予算案(まもなく立法議会で審議される予定)によると、マカオのゲーミング税(ゲーミング総収入〔GGR〕の35%徴収)は2021年度に455億マカオパタカ(約5,964億円)に達すると予想される。マカオ政府は2021年度予算案の中で、マカオ市が「構造的財政赤字」のリスクに直面していることを強調した。

 

 

 【マカオ】IVSビザに関するアプリやWEBサービスは無い

No news on e-applications for Macau IVS

http://www.ggrasia.com/no-news-on-e-applications-for-macau-ivs-bernstein/

 

中国当局が自国民のマカオ訪問を許可するIVS(個人訪問スキーム)ビザについて、「当日」処理を開始するには、まだ「時間がかかるかもしれない」とサンフォード・バーンスタイン社は予測している。同社は「ビザの処理が当日になり、e-kiosk(電子処理)を経由して行われるようになれば、訪問者数の増加の鍵となる」と観ている。先週末には、中国の全国人民代表大会のマカオ代表であるラオス・ガイ・レオン氏が、中国当局がIVS許可証のオンライン申請を検討するかもしれないとの発言もあった。

 

また、ドイツ銀行証券は1日の報告書で、マカオの第4四半期および通期のGGRの予想を下方修正したと述べた。10月から12月までの期間については31.6億ドル(約3,311億円)、つまり2019年の同期間と比較して65%減を見込んでいる。また、ドイツ銀行は、2020年通年のマカオGGRを前年比78%減の80億ドル(約8,384億円)とし、前回の予測より下方修正となった。

 

【香港・ロシア】ティグレ・デ・クリスタル関連でサミットが株式取得

Summit takes on 2 junior stakes in Tigre de Cristal backer

http://www.ggrasia.com/summit-takes-on-2-junior-stakes-in-tigre-de-cristal-backer/

 

サンシティ・グループ・ホールディングスが70%近く所有する、サミット・アセント・ロシア社は、ロシア・ウラジオストク近郊にあるカジノリゾート「ティグレ・デ・クリスタル」のプロモーターで、香港籍のオリエンタル・リージェント・リミテッドの株式を合計7.5%取得することに合意した。これにより、オリエンタル・リージェント社への出資比率は67.5%に増加する。

 

サミット・アセント・ロシア社は、香港上場のサミット・アセント・ホールディングスの海外ユニットであり、サンシティ・グループ・ホールディングスの69.66%出資子会社で、同社の支配株主は、マカオに拠点を置くジャンケットブランド、サンシティ・グループのアルビン・チャウ氏である。

 

チャウ氏は、サンシティ・グループ・ホールディングスとサミット・アセント・ホールディングスが共同で発行したプレスリリースの中で、「ティグレ・デ・クリスタルの更なる株式取得の可能性は、サンシティとサミットアセントの両方がティグレ・デ・クリスタルでの事業拡大に意欲的であることを確信するものである」と述べた。ロシアのティグレ・デ・クリスタルは、Covid-19による閉鎖期間を経て、7月16日に再開し、第3四半期の業績(未監査の報告書であるが)で、月平均純ゲーム収入において、マスマーケットテーブルとスロットで、それぞれ第1四半期の水準の81%と99%に回復したと述べた。

 

2020年11月2日(月)

【アメリカ】セミノール・ハードロック、ギター・ホテルが2つのグローバルゲームアワードを受賞

Seminole Hard Rock, Guitar Hotel win two Global Gaming Awards

https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/02/55299-seminole-hard-rock-guitar-hotel-win-two-global-gaming-awards

 

ラスベガスで開催されたG2Eに合わせて開催された「Global Gaming Awards 2020」においてセミノール・ハードロック・ホテル&カジノ・ハリウッドの、フロリダにある「ギター・ホテル」が、「ランドベース・オペレーター・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞」と「プロパティ・オブ・ザ・イヤー 第1位」の2つの最高賞を受賞した。

ハードロック・インターナショナルの会長兼セミノール・ゲーミングのCEOであるジム・アレン氏は、この賞について「世界中の5万人の従業員を代表して、特に優れた企業に検討されていることを心から感謝しています」とコメントした。セミノール・ハードロックは昨年10月24日に、ハードロック・ブランドを冠したフラッグシップ統合型リゾートの「ギター・ホテル」を、15億ドル(約1,573億円)を投じて拡張オープンさせた。


セミノールハードロックの「ギター・ホテル」プレスリリースより

■Seminole Hard Rock Press Release
https://press.seminolehardrockhollywood.com/hotel-amenities/seminole-hard-rock-and-its-guitar-hotel-win-top-global-gaming-awards/
 
 
【韓国】パラダイス社 10月のカジノ収入は前月比9%増

Paradise Co October casino revenue up 9pct m-on-m

http://www.ggrasia.com/paradise-co-october-casino-revenue-up-9pct-m-on-m/

 

パラダイス社は韓国取引所へ、10 月のカジノの収入を223億6,000万ウォン(約20.6億円) と報告した。9月の205億1,000万ウォン(約19億円)弱に対して9%増となる。前年同月比で判断すると、この10月集計は2019年10月に比べて72.2%減少した。

 

9月には、パラダイスシティのカジノでは、数人のスタッフがCovid-19陽性反応を起こしたため、9月1日から閉鎖されていたが、9月9日に再開された。

 

2020年11月1日(日)

【マカオ】マカオの10月GGRは前月比229%増:政府

Macau GGR up 229pct sequentially in October

http://www.ggrasia.com/macau-ggr-up-229pct-sequentially-in-october-govt/

 

マカオのゲーミング監査・調整局(DICJ)によると、1日に公表されたデータでは10月のGGRは前月比228.8%増となった。10月のGGRは72億7,000万マカオパタカ(約951億円)で、9月の22億1,000万マカオパタカ(約289億円)と比較した増加値となった。前年同月比で判断すると、月次集計は、2019年10月に達成された264億4,000万マカオパタカは(約3,461億円)から72.5%減となる。

 

サンフォード・バーンスタイン社は先週、10月のカジノGGRが前年同期比で73%ダウンすると推定していた。「マカオの回復のカギは、旅行と消費に対する顧客の信頼レベルによるだろう」と同機関は報告で述べており、中国の「ビザ発給の緩和」プロトコル、および「Covid-19検査要件」の任意の「緩和」が、市場にとってポジティブな展開になると付け加えた。

 

2020年10月31日(土)

【ラスベガス】井上尚弥、トップランク対戦カードで7ラウンドノックアウト

Naoya Inoue scores 7th-round knockout on Top Rank card

https://www.reviewjournal.com/sports/boxing/naoya-inoue-scores-7th-round-knockout-on-top-rank-card-2169549/

 

ラスベガスのMGMグランドを会場として行われたボクシングのバンタム級タイトル試合で、日本のボクシング選手である井上尚弥氏が、ジェイソンモロニー氏に第7ラウンド、ノックアウトで勝利した。井上尚弥氏は評判通りの強さであったとラスベガス各紙でも賞賛された。

 

2020年10月30日(金)

 

【ラスベガス】MGMリゾーツ社は第3四半期 5億3,500万ドル(約561億円)の損失を計上

MGM Resorts sees USD 535 M loss in third quarter

https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/10/30/55280-mgm-resorts-sees-usd-535-m-loss-in-third-quarter

 

MGMリゾーツは第3四半期に5億3,500万ドル(約561億円)の純損失を報告した。ラスベガスジャーナル紙によると、これは主にパンデミック関連の運営制限、カジノの閉鎖、マカオとラスベガスの限られたトラフィックに牽引されたものである、と説明している。MGM連結営業損失は、前年同期の2億3,800万ドル(約248億円)の利益に対し、4億9,500万ドル(約516億円)の損失となった。純収益は11億ドル(約1148億円)で、前年同期比66%減となった。

 

報告された損失にもかかわらず、MGMは9月30日時点で米国において全てのカジノ施設を再開しており、ビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)は、第3四半期は「米国地域事業の強化に牽引された安定性と回復の兆しが見られた」「同社は国内事業で約45億ドル(約4,710億円)の強固な流動性を有しており、日本、マカオ、同社のスポーツベッティングプラットフォームであるBetMGMへの投資に注力していく」と、日本のIRについても言及し、今後の展望についてコメントした。

 

■関連記事

MGM、第3四半期決算で営業損失を報告 新規事業の拡大と日本へのIR進出は明言(JaIR編集部)

https://jair.report/article/496/

 

 

【ラスベガス】NASCARとウィン・リゾーツ、複数年にわたるスポーツベッティングのナショナルパートナーシップを発表

NASCAR and Wynn Resorts announce national multi-year sports betting partnership

https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/10/30/55281-nascar-and-wynn-resorts-announce-national-multi-year-sports-betting-partnership

 

NASCARとのモバイルスポーツブック、カジノアプリを担当しているデジタルゲーミング部門のWynnBETは複数年にわたる全米スポーツベッティングパートナーシップを発表した。NASCARの公認ゲーミングオペレーターとなったWynnBETは「NASCARと協力し、全米のレースファンに魅力的なスポーツベッティング体験を提供する」としている。全米のカーレースにおいてリッチモンド・レースウェイや、マーティンスビル・スピードウェイといった、人気ライブイベントを解禁する可能性があるという。

 

NASCARのSVP兼チーフデジタルオフィサーであるティム・クラーク氏は「エンゲージメントと、スポーツベッティングサービスを拡大するために、このような経験豊富で革新的なチームと提携できたことに興奮しています。ウィンは信頼されたブランドであり、私たちの新しい関係は、急速に進化するゲーム空間におけるNASCARの地位を向上させると同時に、ファンにライブインレースのエンゲージメントツールを提供していく」とコメントしている。

 

【ラスベガス】ネバダ州ゲーミング管理局の会長が辞任

Head of Nevada Gaming Control Board stepping down

https://www.reviewjournal.com/business/casinos-gaming/head-of-nevada-gaming-control-board-stepping-down-2166279/

 

ネバダ州ゲーミング管理局(Nevada Gaming Control Board)のサンドラ・ダグラス・モーガン氏が辞任を表明した。ネバダ州知事のスティーブ・シソラック氏は近日中に後任を指名すると述べた。モーガン氏は知事任命で2019年1月から理事会の議長を務めた。辞任については「自身の別の機会を追及するため」とされている。

 

【ラスベガス】初めてアレジアント・スタジアムに入場したファン

Fans enter Allegiant Stadium for first time ever

https://news3lv.com/news/local/fans-enter-allegiant-stadium-for-first-time-ever

 

先日オープンした(無観客が行われていた)アレジアント・スタジアムで、初めて、およそ2,000人がスタジアムでゲームを見ることが許可された。UNLVフットボール(ネバダ大学ラスベガス校〔UNLV〕とネバダ大学リノ校〔UNR〕のアメリカン・フットボールの試合)は、ネバダ州南部保健局から事前に承認された計画としてアレジアント・スタジアム65,000席の容量の3%で行われた。今回のプロトコルでは感染症安全を守るため、ファンはスタジアムに入る前に健康診断を行う必要がある。また、フェイスマスクも必要であり、列と内側に強制的な社会的距離を置く配置となった。UNLVは初戦でUNRに敗れた。なお、NFLのレイダースは引き続きアレジアント・スタジアムでの今期の無観客試合を伝えている。

 

 

【マカオ】MGMチャイナ 調整EBITDA損失は第3四半期に順次縮小

MGM China adjusted EBITDA loss shrinks sequentially in 3Q

http://www.ggrasia.com/mgm-china-adjusted-ebitda-loss-shrinks-sequentially-in-3q/

 

MGMチャイナは、純売上高は、前年同期と比較して94%減の4,700万ドル(約49億円)を報告した。昨年同期は7億3,800万ドル(約774億円)であった。また、前年同期の1億8400万ドル(約192億円)のEBITDAR(金利支払い前、税金支払い前、有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費控除前の利益)と比較して、9600万ドル(約100億円)のEBITDARの損失となった。

 

 

【マカオ】MGMチャイナ 10月MTD、EBITDAがプラス

EBITDA positive MTD in Oct at MGM China venues: parent

http://www.ggrasia.com/category/latest-news/macau/

 

米国を拠点とするカジノ運営会社MGMリゾーツ・インターナショナルの最高経営責任者兼社長であるビル・ホーンバックル氏は、同社が運営するすべての市場で第3四半期に「連続的な改善」が見られたと述べている。同グループのマカオの2つのカジノ施設では、10月に利息、税金、減価償却費、償却前利益(EBITDA)が月次でプラスになったと付け加えた。マカオのダウンタウンにあるリゾート「MGMマカオ」と、同市のコタイ地区にある「MGMコタイ」を運営している。

 

同氏はMTD(当月の初めから今日〔現在〕までの売り上げ合計)について、「10月の第2週目以降、すべてのセグメントにおいて前週比で改善している」「今月までの累計では、プレミアムセグメントの回復に牽引され、当社の物件が各EBITDA損益分岐点を超えた」、また、「回復率はプレミアム・マスセグメントを中心に、今後も緩やかな回復が続くと予想していますが、マカオの両施設はこのセグメントを獲得するのに理想的な位置にあります」と付け加えた。

 

【シンガポール】シンガポールは11月6日から中国からのインバウンド旅行を緩和

Singapore easing from Nov 6 inbound travel from China

http://www.ggrasia.com/singapore-easing-from-nov-6-inbound-travel-from-china/

 

シンガポール民間航空庁(CAAS) は、中国とオーストラリア・ビクトリア州からの旅行者に対する観光客渡航規制を緩和すると発表した。これら2つの管轄区域が、シンガポールへのCovid-19「輸入」を引き起こす「リスクが低い」と判断されたと、同時に発表している。

 

11月6日以降のフライトでシンガポールに渡航するために、それぞれシンガポールの「エアトラベルパス」を申請することが可能になるという。条件は、適用者がシンガポール渡航の過去14日間に当該国(中国大陸かオーストラリア)以外に移動、滞在していないことで、申請が通ればシンガポール滞在時の「stay-home notice(14日間、人々の居住地を常に離れるよう、移動制限する検疫条件)」と呼ばれる検疫方法が免除されるという。なお、シンガポールのチャンギ空港で、到着時に実施される検査でCovid-19の陰性が証明されることが前提となる。

 

また、現在シンガポールは香港との「旅行バブル」を計画している。その下では、互いの場所の住民は検疫なしで従来が可能となる計画である。

 

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