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“ミラクル・レスター”の再現なるか 古豪ウェストハムがプレミアで“今最も旬”なワケ(Football ZONE web) – Yahoo!ニュース

モイーズ監督の戦術が浸透して序盤戦3位の好スタート

【動画】躍進ウェストハム、“ミラクル・レスター”の再現なるか プレミアリーグ第11節「ウェストハム×リバプール」(3-2)ハイライト

 昨シーズンは3バックで戦う試合もあったウェストハムだが、今季は4-2-3-1を基本システムとして採用。4バックに中盤センターの2人を合わせた6人の守備ブロックで堅く守り、そこからカウンターとモイーズ監督らしい堅実なスタイルは一貫している。セットプレーもチームの武器の一つで、ここまでカウンターから4得点、セットプレーから5得点を記録。この2つを合わせた得点数(9得点)は11節終了時点でプレミアリーグ最多(英データサイト「Whoscored.com」参照)で、指揮官のスタイルがより浸透してきたと言えるだろう。

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラやリバプールのユルゲン・クロップ、チェルシーのトーマス・トゥヘルなど稀代の戦術家たちがトレンドを生み出し続けるなかで、モイーズ監督の戦術は至ってシンプルと言っていい。しかし、そのシンプルな戦い方がここまで威力を発揮し、ビッグクラブからも勝利をもぎ取っている。

 開幕戦ではニューカッスルに4-2、第2節でレスター・シティに4-1と2試合連続4得点で快勝。その後マンチェスター・ユナイテッドや昇格組ブレントフォードには敗れたが、第9節でトッテナムを撃破。第11節では、やはりカウンターとセットプレーで得点を重ねてリバプールからも白星を挙げた。チェルシー、シティに次ぐ3位につけているのは決してフロックではないはずだ。

ジャマイカ代表FWアントニオが攻撃を牽引

 31歳のストライカーはここまで10試合で6得点を記録。8月には3試合で4得点の固め打ちでリーグ月間最優秀選手に選ばれた。カウンター時に見せる力強いドリブルやセットプレー時のターゲットとして頼れる存在となっており、攻撃の幅を広げる重要なキーマンだ。第11節のリバプール戦(3-2)では世界最高のセンターバックの呼び声高いオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと迫力満点の1対1を繰り広げ、引けを取ることなく渡り合った。

 さらにチームを象徴するのは、チームの心臓部を担うイングランド代表MFデクラン・ライスとチェコ代表MFトマーシュ・ソーチェクの2センターハーフだ。欧州選手権(EURO)2020でイングランドの準優勝に大きく貢献したライスはプレーメーカーとして攻撃の起点になるだけでなく、自らボールを持ち上がることもできる万能型MF。ボール奪取力にも優れ、攻守両面での貢献度が高い。チームのキャプテンを務めるが今やビッグクラブ移籍の噂も絶えない。

 一方のソーチェクは192センチの長身を生かした空中戦の強さが売りのMFで、昨季リーグ戦で10ゴールと得点力も光る。そのプレースタイルや特徴からモイーズ監督がエバートンとマンチェスター・ユナイテッド時代に重用していたベルギー代表MFマルアン・フェライニと比較されている。

 そのほかにもMFパブロ・フォルナルスやMFジャロッド・ボーウェンなど多士済々のアタッカーを揃える2列目や、DFクルト・ズマの加入で安定感を増した最終ラインなど各セクションに好タレントを抱えている。マヌエル・ペジェグリーニ前監督時代には大型補強を敢行しても結果にはつながらなかったが、モイーズ監督就任後に補強方針を現実路線に切り替え、スタイルに合った選手たちを的確に発掘した。

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