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MBCニュース | 鳥インフルエンザとは? 国内有数の養鶏産地関連産業に打撃

鳥インフルエンザとは? 国内有数の養鶏産地関連産業に打撃[11/15 19:53]

高病原性鳥インフルエンザとはどのような病気なのか。また、鹿児島県内への影響などをまとめました。

(鹿児島大学・共同獣医学部 小澤真准教授)「もともとは野鳥、特にカモ類が持っているウイルスで、ニワトリに感染すると、ほぼ100%死亡させてしまう怖いウイルス」

毎年、ツルの越冬地・出水市で鳥インフルエンザのウイルス検査をしている鹿児島大学の小澤真准教授は、「高病原性」は致死率が高いのが特徴で、ウイルスが付着した鳥やフンなどを介して感染が広がると指摘します。一方で、人に感染するのはまれで、日本では、感染した鳥の肉や卵を食べた人が発症した例は報告されていません。

(小澤准教授)「(日本は)そういった汚染されたような食品が流通することは、まずあり得ないシステムになっているので、気にする必要はない」

また、今シーズンは、海外でも去年以上に多くの感染例が報告されていて、小澤准教授は例年より警戒が必要と指摘します。

(小澤准教授)「早い段階から1件、2件どんどん出てきているということは、この先、環境中でのウイルスの量がこれから高まっていく可能性が高いと思うので、さらに警戒が必要かと思う」

さらに養鶏業者に対しては、少しでも様子のおかしいニワトリがいれば、空振りを恐れず、県などに通報することが大切と強調します。

(小澤准教授)「動きが少し少なくなっているとか、ちょっとした変化も逃さないで(県などに)通報を、とりあえず、空振りになっても構わないので、通報してもらうのがこれからは必要な対策」

一方、経済にも影響が…。1日50万個の鶏卵を取り扱っている卸売会社では、県内各地から卵を搬入するトラックを消毒するため、先週末から、工場の入り口に石灰をまく対応を始めました。

(鹿児島鶏卵 山下康宏さん)「大変な取り組みをしていたので、鹿児島でも出てしまって残念」

深刻なのが、輸出への影響です。この会社では南薩地域からも卵を仕入れ、香港やマカオに輸出していますが、これらの地域は、鳥インフルエンザが発生した地域の卵の輸入を停止させるため、毎月3万パック=400万円分の出荷ができなくなります。

(鹿児島鶏卵 山下康宏さん)「鶏は毎日、卵を産むので。海外に送っていた分の卵を自分たちで国内で売らなければいけない。これ以上、鳥インフルエンザが出ないことを望んでいる」

鶏卵の産出額が全国3位の鹿児島県。感染拡大を食い止められるか、正念場を迎えています。

なお、九州農政局では消費者や生産者、流通業者向けに相談窓口を設けました。電話番号は096−300−6166、FAXは096−211−9700です。午前8時半から午後5時15分まで、土・日・祝日も受け付けます。


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