国際ニュース

大阪にウガンダ選手団がやってくる!“大歓迎”したかったが…受け入れ自治体の葛藤 | MBS 関西のニュース

大阪にウガンダ選手団がやってくる!“大歓迎”したかったが…受け入れ自治体の葛藤

更新:2021/06/02 18:30

 6月2日時点で東京オリンピック開会式予定日まであと51日。6月1日には海外選手団の入国第1号が到着しましたが、6月16日には関西にもウガンダの選手団がやってきます。受け入れ準備に動く人々を取材しました。

 6月1日、海外選手団の第1号となるオーストラリアの女子ソフトボール選手団の約30人が日本に到着して、群馬県太田市での滞在をスタートさせました。

 選手たちを受け入れるホストタウンは関西にもあります。大阪府泉佐野市が受け入れるのはウガンダ代表のオリンピックのボクシング・水泳の選手、そしてパラリンピックの水泳・バドミントンの選手など、約20人です。6月16日に関西空港に到着後、泉佐野市には1か月あまり滞在して、近隣の施設で練習などを行う予定です。

 日本から1万1000km以上離れたアフリカにあるウガンダ共和国。ケニアやタンザニアに囲まれた赤道直下に位置しています。前回2016年のリオデジャネイロオリンピックの開会式では、国旗と同じ赤・黄色・黒をあしらったユニフォーム姿で陽気にダンスを踊りながら登場しました。ウガンダは、温暖な気候と豊富な雨量に恵まれ、日本の本州とほぼ同じ広さに、約4300万人の人々が暮らしています。勤勉な国民性で知られ、公用語は英語とスワヒリ語。農業が盛んなこともあり、新鮮な野菜やフルーツが充実していて、米の他にイモの一種のキャッサバやトウモロコシの粉を使ったものを主食としています。

 そんなウガンダの選手団を迎えることになる泉佐野市ですが、担当者の表情は冴えません。

 (泉佐野市ホストタウン担当 高垣秀夫さん)
 「市民も含めた交流イベントを開催させていただいて、オリンピックへの機運を高めて、交流を深められたらいいなと思っていたんですけれども。今はコロナの影響でそういった直接的な交流は実施することができませんので」

 これまでウガンダと泉佐野市は友好都市として様々な交流を行ってきましたが、今回はそうした催しは行えず、受け入れのみ。それでも何か選手たちをもてなすことができないかと思案しているといいます。

 (泉佐野市ホストタウン担当 高垣秀夫さん)
 「ウガンダの選手が日本食に馴染めない可能性もあるので、それであれば(ウガンダ人の)シェフを派遣して、ストレスないように食生活だけでもサポートできたら」

 宿泊先となる予定の「ホテルニューユタカ」。5つあるフロアのうち3フロアを選手団の貸し切りにして、ツインルームを1人1室で使ってもらう予定です。着用してもらえるかはさておき、日本文化に親しんでもらおうと浴衣も部屋に置くつもりだとか。食事は当初は一般の人と同じレストランを使ってもらって“親睦になれば”と思っていましたが、これも宴会場に変更です。

 (ホテルニューユタカ 辻野依理子副支配人)
 「来ていただけるのがやっと決まりましたので、非常にうれしく思っております。入口が別になるとか、そういうことがなく、もっと大々的に歓迎したかったなとは思っております」

 開催については慎重論もあるオリンピック。ホストタウンの街の人の声も様々です。

 「いいんじゃないですか、大歓迎ですね」
 「反対ですかね。市民の命がかかっているかなと思うので。あと外国から来るというのが、やっぱり不安でもあるし」
 「歓迎しないとあかんでしょうね。あんまり批判的なことばっかり言わないで、みんなで協力したら何ができるかって考えた方がいいと思いますね」

 ウガンダ選手団の来日は6月16日の予定です。

最近の関西ニュース


クレジットソースリンク

もっと見せて!

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Back to top button