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Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕 – ファミ通.com

 歌劇学校を舞台に、個性豊かなキャラクターが織り成す青春群像劇が楽しめるシミュレーションゲーム『ジャックジャンヌ』が、ブロッコリーよりNintendo Switch用ソフトとして2021年3月18日に発売される。 キャラクターデザインは、『東京喰種トーキョーグール』の作者として知られる石田スイ氏。キャラクターの立ち絵はもちろん、 総数160枚を超えるイベントイラストも石田氏が描き下ろしているうえ、原作、シナリオ、世界観設定も担当している。

 本稿では、『ジャックジャンヌ』のレビュー記事に加えて、これまでに公開された新情報や石田氏を始めとするクリエイター陣のインタビューをまとめてお届けしていく。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕


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  • 本作の基本的な概要をご紹介
  • こだわり抜かれて作れられた『ジャックジャンヌ』の世界
  • 開発秘話が満載のクリエイターインタビュー
  • 学校生活のイロハを教えます!【攻略ガイド】
  • すべてに妥協なし! 石田スイ先生たちクリエイターのこだわりが随所に感じられる良作【製品版レビュー】

本作の基本的な概要をご紹介

 物語の舞台は、役者を夢見る男性が集うユニヴェール歌劇学校。女性の身でこの学校に入学した主人公の立花希佐は、女性であることを隠しながら、最後に行われる最終公演で主演になることを目指して日々のレッスンに励んでいく。以下の記事では、主要キャラクターを始め、本作のメインシステムとなるアドベンチャーパート、リズムアクションパートそれぞれの特徴をおさらいしている。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

こだわり抜かれて作れられた『ジャックジャンヌ』の世界

 ブロッコリーが企画を用意し、石田氏に企画書を提出したのが2016年夏のこと。それから4年半近くもの膨大な時間を使い、クオリティーアップを重ねてきた本作のこだわりを紹介。さらに、2021年1月28日に配信がスタートした体験版のプレイレビューに加え、“限定ユニヴェールコレクション”に同梱されるビジュアルアートブックの一部も掲載!

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開発秘話が満載のクリエイターインタビュー

 開発の中心人物である石田スイ氏を始め、シナリオ担当の十和田シン氏、音楽担当の小瀬村晶氏、振付担当のSeishiro氏にメールインタビューを実施。こだわりのポイントや開発エピソードなどをうかがった。

学校生活のイロハを教えます!【攻略ガイド】

 
 各パートの特徴を解説するとともに、クォーツのクラスメイトたちと絆を深める方法や隠し要素などを紹介。

すべてに妥協なし! 石田スイ先生たちクリエイターのこだわりが随所に感じられる良作【製品版レビュー】

 記事担当ライター・ジャイアント黒田によるプレイレビューを公開。

 任天堂公式サイトの“Nintendo Switch乙女ゲーム特集”のページで、本作が紹介されている(石田スイ先生の描き下ろしイラストが目印。希佐ちゃんがかわいい)。確かに、女性が主人公で、イケメンたちとの恋愛も楽しめる本作は、分類上、乙女ゲームという位置付けになるのだろう。

 だが、本作が性別に関係なく、いかに楽しめる作品であるかは、体験版のレビューの中で紹介した通り。体験版に収録された新人公演までのストーリーで、誰でも楽しめる作品であると手応えを感じていたが、実際に何人かのエンディングを観て、手応えは確信に変わった。

 その最大の理由は、やはり、ストーリーのベースが歌劇にかける若者たちの熱い友情物語だから、だと思う。希佐が女性であることをほとんどの生徒が知らない(主人公の正体を知っているのは幼なじみの世長創司郎と一部の先生のみ)ので、周囲の誰もが男性として接してくれるのだが、そもそも生徒たちには、恋愛にかまけている暇はない。

 というのも、歌劇学校では年5回もの公演が行われる。生徒たちは、各公演でクラス賞や個人賞を獲得すべく、一丸となって日々稽古に励んでいるのだ。頭の中は、四六時中、公演のことばかり。セリフが覚えられない、ダンスが踊れない、歌が歌えない、男役(ジャック)・女役(ジャンヌ)が演じられない、予期せぬトラブルが起きる……。いくつもの壁にぶつかりながらも、大好きな舞台に立つために努力を重ねる姿にグッときた。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

新人公演でアルジャンヌ(女性役のトップ)を演じた希佐は、夏公演ではジャックを演じることに。初めての男役に戸惑う希佐だったが、さらに転科の話が持ち上がり……!?

 主人公が所属するクォーツのメンバーとのやり取りも、胸を熱くしてくれた。互いに励まし合いながら稽古に臨む希佐、織巻寿々、世長創司郎の1年生トリオ。ぶっきらぼうで他人に興味がなさそうだが、じつは面倒見のいい2年生の白田美ツ騎。技術が拙い1年生をやさしく見守り、適切なアドバイスで導く高科更文と睦実介の3年生のエースコンビ。そして、才能豊かなトラブルメーカーの組長・根地黒門……。

 1年生トリオが切磋琢磨する姿に感動し、先輩がサポートしてくれる姿に心が和み、黒門が引っ掻き回す姿に一喜一憂した。主人公と攻略対象全員を好きになったゲームは、本当に久しぶり。というか、女性向けのゲームで考えると、初めての経験で新鮮だった。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

主人公の希佐と頼りになるクラスメイトたち。傍から見ていても、この仲間がいたからこそ、数々の苦難を乗り越えられたと思えられるベストメンバーだ。

 公演で異なる役を演じるたびに、登場人物たちが新たな一面を魅せてくれるのもうれしい展開だった。『ジャックジャンヌ』のキャラクターを演じて、さらにそのキャラクターが演じる劇中劇の登場人物を演じるのは、演技が素人の筆者には想像もできないが、誰もがしっかりと役になりきっている。ストーリーを通して、登場人物たちが苦労しながら役を作り上げているのも観ているので、公演中は無事に終わるかハラハラしたし、公演後はホッとできたのも、本作ならではの醍醐味と言える。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

新人公演をやりきった希佐たちの姿に思わず感動。クォーツを応援していきたいと素直に思えた。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕
Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

舞台の華である歌とダンスは、簡単な操作でプレイできるリズムアクションで表現しているのも好印象。声優陣の歌とSeishiro氏(乃木坂46の振付などを担当)の振付も、ゲームを盛り上げてくれる。

 もちろん、キャラクターとの個別ルートに進むと、恋愛模様も描かれるようになるので、そちらを期待している人もご安心を。個別ルートまでに、キャラクターのことを好きになる時間がしっかり用意されているので、性別に関係なく楽しめるし、応援したくなるだろう。個別ルートでは、絆を深めた相手と異なる展開が堪能できるが、いい意味で予想外だったのが、創司郎のルート。ネタバレにはるので詳細は語らないが、「創ちゃんは後回しにしようかな……」と考えている人にこそ、ぜひ体験してほしい。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

創司郎は、生徒の中で希佐の正体を知っている唯一の存在。頼れる味方として、何かとサポートをしてくれる。

 脇を固めるサブキャラクターもいい味を出している。とくにお気に入りなのは、希佐たちのクラスメイトであり、何かと目立つ希佐や寿々にちょっかいを出してくる鳳京士と、ロードナイトに所属する忍成稀、宇城由樹、鳥牧英太の1年生トリオだ。

 失敗ばかりの希佐たちを馬鹿にする鳳は、最初こそ嫌なヤツだったのだが、新人公演でセリフを忘れたイベントをきっかけに、だんだん憎めない存在に。やがて、公演のたびに微妙な役を与えられても、しっかり演じきる姿に好感が持てるようになった。

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

新人公演で鳳のセリフがとんだシーンは、イベントイラストもいい思い出。

 ロードナイトの1年生トリオは、見た目だけではなく、性格も明るくて華やか。彼らのやり取りは賑やかで、観ていて楽しい。この見た目で全員男子というのが信じられないが、彼らがいるなら、希佐が女性であることを隠して学校生活を送っていても、怪しまれないなと妙に納得したのも印象的。ちなみに、夏休みには海に行くイベントも用意されているので、こちらもぜひお楽しみに!

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕

声優さんたちの演技も巧み。稀は草野太一さん、由樹は永塚拓馬さんが演じているが(英太は声なし)、女の子っぽい。

 ストーリーは、小説家の十和田シン氏との共同作業だが、それでも、魅力的なストーリーとキャラクターを生み出した石田先生の才能には改めて脱帽した。最初に紹介している通り、どちらも量が膨大なのにも関わらず、細部の作り込みも半端ない。その一端が感じられた一例が、キャラクターの立ち絵だ。

 石田氏がすべてひとりで描いているにも関わらず、表情が豊かなうえ、プレイヤーが喜ぶ“遊び”も用意されている。たとえば、根地先輩がトレーニング中に身に着けている体操服。ふだんは、胸に「3-Q ねじこくと」と書かれたゼッケンが縫い付けられているが、イベントによってこの内容が変化する。夏休み中の合宿では、ユニークなイラストが描かれた体操服を着ているので、こちらもぜひ注目を!

Switch『ジャックジャンヌ』レビュー&情報まとめ。石田スイ氏とブロッコリーの強力タッグが贈る、青春歌劇物語がいよいよ開幕
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筆者が好きな表情差分は、寿々の左の顔。ふだんはイケメンなのに、落差がすごくて、彼の好感度が大きくアップ。つぎはどんな顔を見せてくれるのかと、登場するのが楽しみに。

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根地先輩は、性格だけではなく、ファッションもエキセントリック。岸尾だいすけさんもハマり役で、見ていて飽きない。

 おそらく、石田先生のファンや乙女ゲームのファンの方は、本作の購入を検討している人が多いだろう。だからこそあえて、女性向けゲームなのかなと、購入を躊躇っている方に言いたい。食わず嫌いするのがもったいないタイトルなので、ぜひ一歩を踏み出してほしい。きっと、女性向けゲームに対するあなたの先入観を変えてくれるはずだ。


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