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ベガルタ、攻撃組み立て試行錯誤 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

 J2仙台が、生命線のビルドアップの形を試行錯誤している。4月下旬から続く過密日程の5試合を4勝1敗の好結果で終えながら、力のあるチーム相手には意図的に前進する場面が限られた。ボールを保持して試合を支配するサッカーの確立を急いでいる。

ミニゲームでパスをさばく中島(中央)

「想定外になると対応に時間」原崎監督は判断力求める

 8日のアウェー長崎戦。2-0のスコアとは対照的に、内容は悪かった。テンポ良くボールを運べず、ビルドアップが手詰まりに。シュート数、ボール保持率ともに相手を下回った。1-3で完敗した4日のアウェー東京V戦も、ビルドアップが機能不全に陥った。

 今季はボランチ1人が下がり、2センターバック(CB)と3人でビルドアップを始める試合が多い。長崎戦は左サイドバックが最終ラインに残り、2CBと3人で組み立てる形を試した。ボランチを務めるFW中島は「うまくいっていないのが事実。(手応えは)どちらの形もそれほど変わらない」と言う。

 CBに数的同数のプレスを仕掛けられた場合、最終ラインの人数を増やす形は有効だ。しかし、距離感が悪く中盤を越えることに苦労している。重心が低くなり過ぎる面も見られる。相手の守り方が分析通りではなかったとき、立ち位置を修正する動きも鈍い。

 「もっとスペース(の使い方)を理解しないと、これからも想定内の間はうまくいくが、想定外になると対応に時間がかかることになる」と原崎監督。練習のミニゲームから、相手の動きによってどこを突くか、判断力を求めている。

 チームは現在、勝ち点29で2位に付ける。少ない好機をものにしたり、相手のミスに乗じたりして勝ち点を積み重ねてきた。「(攻撃の組み立てに)チャレンジしている中でも2位なので、もっと良くなるという自信になっている」と中島。勝っている今のうちに課題を解決しておきたい。
(佐藤夏樹)

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