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『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー…海外『デススト』ファンからの熱いレビューも(Part3) | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト


Game*Spark編集部による、コジマプロダクションの『DEATH STRANDINGデス・ストランディング)』プレゼント企画。編集部では当初、プレゼント対象となる優秀・最優秀賞の2つのみを選んで掲載する予定でしたが、『デススト』愛あふれるレビューの多さから、急遽全ての作品の掲載も決定しました。

Part1では募集により集まった全44作品から、全世界で35個しかないという超レアアイテム『DEATH STRANDING』VIPキットが贈られる最優秀賞と、「ステッカー&キーホルダーセット」「PC版スチールパッケージ(デジタルダウンロードコード)初回生産限定盤」「ミニアートブック」が封入された『DEATH STRANDING』ファンアイテムパックが贈られる優秀賞を含む17作品を、Part2ではさらに15作品を掲載しました。

『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー結果発表Part1はこちら!
『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー結果発表Part2はこちら!
最後のPart3では残りの12作品を掲載。なお、作品は編集部判断により、誤字脱字、表現の軽微な修正などを行なっているほか、あらかじめご記入いただいたハンドルネーム/ペンネームも共に掲載しています。ご了承ください。


Nate Starke

Death Stranding is the most unique and beautiful game I’ve ever had the pleasure of experiencing.

The gameplay starts off slow, and very simple. The first few hours will definitely ward people off because it may be too slow/too uninvolved for most. But as soon as you enter the central region, everything picks up. You start to see more structures from other players everywhere you go – generators, bridges, postboxes, watchtowers, even actual roads that other players have contributed to begin appearing and helping make your trip across the United States much easier. If you’re anything like me, it’ll take a while for you to start making structures of your own built to help other players, but as soon as you get started, you won’t be able to stop. Death Stranding’s gameplay loop is one of the most addicting I’ve ever experienced in a game. Gathering materials to rebuild a road that stretches across the map, or to build yourself a vehicle or two to make getting to delivery destinations easier is strangely entertaining. Going around and completing orders for the many NPC’s you’ll meet throughout your journey is incredibly rewarding – not only because of the new items you’ll get by helping them, but also because you’re raising your connection level with them, a stat that uses likes you receive from completing orders or helping other players that determines how helpful or reliable you are as a player. You’ll begin running into MULES – human enemies who want to steal your cargo. You’ll encounter more BT’s, and more obstacles in the terrain. Death Stranding’s gameplay may be simple on the outside, but while playing you actually have many choices on how to get through an encounter. You can avoid enemies entirely by driving/sneaking past them, you can fight back using guns and grenades (lethal or non-lethal) or even take out human enemies by swinging cargo boxes at them or using your fists.

The story and its characters are top notch and my favorite ever. Every character is unique and has their own beautiful, and most times downright heartbreaking story as to why they do what they do, and they’re all written perfectly. I won’t go into details here, but this game will probably bring you to tears more than once. At the start of the game, you’ll be just as confused as ever as to just what this game is about, but as you progress, everything is explained and, in a weird way, everything makes sense. The world is so unique, interesting, and downright beautiful, but also treacherous and intimidating. The environment itself works against you in many ways, BT’s could be anywhere, MULES look to steal your cargo, and the Homo Demens, a terrorist group, want to outright kill you. However, all of this is alleviated by the assistance of other players. You’ll find items other players have dropped by accident or left behind on purpose all throughout your journey. You can either use them yourself or even return them to that player, which benefits you by receiving likes and benefits them by getting their lost items back. Other players will contribute materials to structures like bridges, be they yours or someone else’s, which again, benefits involved, even you, whether you donated crafting materials or not. If many players walk the same path towards a delivery destination, the grass, rocks, and dangerous terrain will begin to wear away and eventually disappear, creating an actual dirt path for you and many others to follow and make reaching their destination quicker and easier.

Death Stranding is nothing if not unique. Nothing like Death Stranding has ever been made, and nothing like it will ever be made again. This game feels like a once in a lifetime experience. Before I started my playthrough, one of my friends who had already finished it told me, “I think you’re gonna love it. It’s really something special.” That statement is dead on. Death Stranding really is something special in games. Its gameplay, characters, story, and world are all unlike anything else, and the message it has is a very important one, especially now.

ジン

『DEATH STRANDING』は従来のゲームとは違い、新しい気づきを与えてくれる作品でした。今まで自分が目を向けなかったこと、無関心だったこと、それがいかに大事だったかを気づかせてくれました。

今までのゲームは敵を倒すことにばかり重きを置いていましたが、本作は荷物を届けることが目的となっており、今までにない新しい体験が待っていました。

今現在、コロナ禍で不自由を余儀なくされている方も多いと思いますが、こんなときだからこそ、郵便配達という仕事のありがたさを痛感できるはずです。一見目立たないように見えて、彼らの仕事はとても重要な位置を占めています。

『DEATH STRANDING』は近未来のアメリカが舞台で、ボロボロになってしまった世界を旅することになります。それこそ、あたり一面荒んだ大地で、極めて原始的な光景が広がっています。
こんな世界でも、多くの人が荷物をずっと待ち続けています。彼らのために何が何でも荷物を届けなければならない。自分自身が配達を疑似体験することで、郵便配達人への感謝の想いや繋がることの大切さを学べました。

なお、このゲームはオンラインでプレイすることで色々な人の設置物を利用することができます。たいてい一人用のゲームは自分だけがプレイするものになりがちなのですが、このシステムがあるおかげで自分は一人じゃないということを意識してプレイできました。これも「つながる」ということです。

ストーリーでも孤独に苦しむ人物が登場しますが、彼らの想いを汲み取り救ってあげるのもプレイヤーに与えられた使命です。自分自身がその人物とつながることで、その人の心を救うことができる、それが世界を救うことにもつながるのです。

荷物でつながる、人とつながる、想いがつながる。

今このような世の中になって、はじめて気づけたことも多々あると思います。本作は不自由が多く、はじめは凸凹した道を進んだり乗り物がなかったりと、配達にかなり苦労すると思います。だからこそ、その「つながる」ということがいかに大切かが身をもって感じられると思います。

そして、このゲームには様々な秘境が存在します。それこそ、ゲーム内で旅行を楽しめる、今の時代にピッタリな内容でした。広大な雪山を登ることができたり、温泉に入って疲れを癒したり、まさに旅行を楽しんでいるかのような感覚を楽しめました。

普段殺伐としたゲームをプレイしていると、こういったマッタリしたゲーム展開に戸惑うかもしれませんが、これこそ今の私たちが必要としているテーマかもしれません。一度は立ち止まってキレイなものを見る。そこから新しい発見があるかもしれません。

『DEATH STRANDING』は、愛をテーマにした作品だとも言えます。中でも気になったのが親子愛です。不器用ながらも子供を必死で救おうとする父の姿には感動を覚えます。ゲームでは、クリフがサムを、サムがルーを助けるシーンがありますが、サムがルーを助けようとするときに奇跡が起こる演出は心にジーンと来るものがあります。

大切な命が守られ、それがバトンとして後世につながっていく。とにかく、『DEATH STRANDING』はメッセージ性がとても深い作品です。自分が今後どう生きるかのヒントが沢山ちりばめられた作品で、ゲームといえどここまで考え抜かれた作品は他にないというぐらい素晴らしい作品でした。

mondy

『DEATH STRANDING』をプレイして驚いたことは、一つではない多様な「優しさ」を感じ、自分自身も「優しい」気持ちを持てたことである。ゲームの中だけに留まらず、その「優しさ」は現実の世界まで及び、そこで生まれた繋がりが今も私の心を温めてくれている。
それはこのゲームがストーリーだけでなく、世界観からサウンド、システムの細部に至るまで、何から何までじんわりと心に沁みてくる「優しさ」に溢れていたからなのだ。

まず第一に、人と繋がることの「優しさ」。
『DEATH STRANDING』はオンラインで楽しめるゲームだが、その要素が独特なのである。
多くのオンラインゲームに見られるように、直接的な人と人とのやり取りにおいては協力し合ったり、あるいは競争し合ったりする中で喜びや感動が生まれることもあるが、負の感情が生まれてくることもある。しかし、『DEATH STRANDING』ではそのネガティブな感情が生まれにくい間接的なコミュニケーションのシステムが導入されているのだ。
例えば誰かが橋を架けたとすると、他の誰かの世界にも橋が架かる。橋を利用するだけでも相手に「いいね」が送られるのだが、とても使いやすかった時などには追加で「いいね」を送ることができる。もちろん送らなくてもいいし、使いにくい橋だった場合は相手に知られることなくそっと消すことができる。消えるのは自分の世界の橋だけなので、相手に対する罪悪感も生まれないし、相手側でも悲しい思いをすることがない。まさにWIN-WINの、心に「優しい」システムなのだ。
また、困難に直面した時…例えば車両のバッテリーが切れる直前のところに建ててあった発電機。大きな川を渡る時に、見えない浅瀬に沿って道標にと建てられた無数の応援看板。雪山でフラフラになって歩き続け、ふと顔を上げると目の前にあったシェルターやセーフハウスなど…プレイしていると度々、助けてくれるたくさんのプレイヤーの温かさを感じることができる。その場に直接いるわけではないのだが、確かに共に歩んで、そっと背中を押してもらえているような感覚が生まれてくるのだ。そして自然と自分も誰かのために助けになることをしようと「優しい」気持ちになれる。

次に、敵との戦いで生まれる「優しさ」。主人公のサムの敵となるものは地形、ミュール、テロリスト、BTなどだが、中でも人(ミュールやテロリスト)と戦う際に、殺さない戦い方が求められる。
以前の小島監督作品・『メタルギア』シリーズでは、舞台は戦場であり、また主人公は傭兵なので、殺生の倫理観はプレイヤーに委ねられるものであったが、場合によっては殺さなければならない場面も出てきて然りだった。
しかし、今作の主人公はポーター(配達人)であるため、人を殺すなどもっての他なのだ。もちろん殺傷武器は登場するので亡き者にしてしまうことはできるのだが、その場合はとあるペナルティが科せられ、場合によってはゲームオーバーになってしまう。
この、自ずと命を大切にしようと思えるルールが、世界の秩序と「優しさ」を守っているのだ。

そして、広がる自然とサウンドの「優しさ」。
環境音だけの広大な大自然を一歩一歩踏みしめて歩き、疲れた頃に現れる美しい風景には、思わずサムと一緒に休憩しながらゆっくりとその空気を味わいたくなってしまう。
そして一仕事終えようと歩き出した瞬間にふと流れる挿入歌。要所要所で曲が流れるタイミングがあるのだが、それがその時の気持ちに寄り添った曲になっていて、疲れた体を奮い立たせ、心の琴線に触れてくるのだ。
また、優しいサウンドと言えば、配送センターやプライベートルームのサウンドにもぜひ耳を傾けてほしい。未来的で無機質な造りなのに、どこかホッとするような、人の温かさを感じる空間を演出している。何度も利用する施設だからこそ、あの安心感のあるサウンドに癒やされた人も多いのではないだろうか。
これらの変化に富んだ自然とサウンドの「優しさ」を噛み締めながら、時には配達を忘れてフォトモードを起動し、じっくりと撮影するのもいいものである。ちなみにこのフォトモードとは、プレイ中に写真を撮影する機能だが、カメラの自由な移動に加えてサムやBBの表情・ポーズ変更、各種フレームやフィルターまで揃っている本格的なものだ。フォトモードだけでもかなり遊べるので、配達を終えたプレイヤーの中には、カメラマンとして旅をしている人も多いとか…。

また、「優しさ」といえば難易度設定も忘れてはいけない。難易度はVery EasyからHardまで、いつでも自由に変更できるので、ゲームは初めてだったり、あまり得意ではないという人にもとても「優しく」、もちろんアクションゲームに慣れた上級者も楽しめる。
さらにPC版にはVery Hardも用意されているのだが、このモードはとても『DEATH STRANDING』の世界観に合った仕様になっていると思う。荷物の劣化があっという間で、敵もより強力になり緊張感が高まっていることと、お蔵入りしていた各種アイテムに活路が見い出されて、他モードよりも道中の戦略を練る楽しさが強まった。より『DEATH STRANDING』らしい面白さを求める人はぜひPC版でプレイしてみてほしい。

それから、ストーリーの「優しさ」。サムはポーターとして様々な荷物を運ぶが、分断されていた世界の人々はたった一つの荷物を運んだだけで、涙を流してサムに感謝する。現実の世界を生きる我々にとっては時に過剰とも捉えられる反応だが、何年もの長い時間、その荷物を待っていた人々にとっては感謝してもしきれないものだろう。周囲に壁を作っていたサムも、彼らの気持ちに動かされて次第に前向きになっていく。
登場人物たちは、様々な理由や目的、信念を持って、時に悪と呼べる行動に出ることもあるのだが、その一つ一つに理由があって、自分が彼・彼女だったなら、同じ行動をしていてもおかしくないな…と考えさせられるのだ。突き詰めると、彼らの行動の根幹には捨てられない「優しさ」があり、サムはそれらも繋いでいくことになる。「優しさ」が「優しさ」を繋ぎ、ラストに生まれる最高の「優しさ」を体験した時、あなたもきっと涙するだろう。

最後に、小島秀夫監督の絆による繋がりの「優しさ」。
小島監督が独立後、「何もなかった」状態からコジマプロダクションを立ち上げ、『DEATH STRANDING』を発売するまでには、監督が築いた絆で繋がった人たちがいたから実現できたと語っている。
コジマプロダクションのメンバーや数々のアーティスト、ミュージシャンとの絆はもちろんのこと、実績がない中、大手銀行の頭取が監督のファンだったため融資を受けられたという話や、事務所を設ける際にビルのオーナーが同様に監督のファンだったため審査が通ったというエピソードは流石である。
そして『DEATH STRANDING』には、数多くの世界的な著名人や有名俳優・声優が出演しているが、これらのほとんどが小島監督の繋がりからオファーを快諾してくれたとのこと。全くもって驚くべきことである。こんな風に、繋がり、支え合い、力を合わせて制作された真心込もった作品が、プレイする人の胸に響かないはずがないのだ。
そしてプレイヤーたちもまた、この「優しさ」の輪に繋がっていくのではないだろうか。

一言、「配達するゲーム」というとつまらなく感じてしまう人もいるかもしれないが、その配達の一つ一つに送る人・受け取る人の想いが詰まっており、さらにそこに運ぶ人(プレイヤー)のストーリーが加わって、あなただけのドラマが生まれる。そしてたくさんの「優しさ」に包まれながら、サムとともに荷物を届け、人々を繋ぎ、物語の謎を紐解いて、最後は誰もが「優しく」なれる。

現代社会やSNSに疲れた時、この「優しさ」が渦巻く『DEATH STRANDING』の世界に、あなたもその一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。きっと今までにない体験ができるはずだ。


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