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不具合多発で酷評だらけだった「サイバーパンク2077」のSteam上の評価が好評に転じる – GIGAZINE



2020年12月に発売されたアクションロールプレイングゲームの「サイバーパンク2077」は、ウィッチャーシリーズの開発元として知られるCD Projekt Redによる最新のAAAタイトルとして発売前から大きな注目を集めていたものの、いざリリースされてみるとバグやクラッシュが多発し、家庭用ゲーム機版はすぐさま返金対応が発表されています。その後もアイテムを収集し過ぎるとセーブデータが破損する不具合など数々のバグが報告され、2020年末にはアメリカで集団訴訟を提起されました。そんな散々なスタートを切ることになったサイバーパンク2077が、PCゲームプラットフォームのSteam上でのユーザーレビューがついに好評に転じたと報じられています。

Cyberpunk 2077 now has “Very Positive” user review rating on Steam • Eurogamer.net
https://www.eurogamer.net/articles/2021-11-27-cyberpunk-2077-now-has-very-positive-user-review-rating-on-steam

2020年12月10日に発売された「サイバーパンク2077」は、「一部の機種で解像度が720pしか出ずフレームレートもガタ落ちする」といった問題や、「バグでゲームが進行不可能になる」など多数の不具合が報告されました。これを受け、CD Projekt RedはPlayStation 4版およびXbox One版を購入したユーザーに対し、返金を受け付けると発表。バグだらけという状況を受け、PlayStation向けのオンラインゲームストアであるPlayStation Store上からサイバーパンク2077は削除されることとなりました。

バグやクラッシュ連発の「サイバーパンク2077」が謝罪&返金対応を発表、初代PS4版と初代Xbox One版の不具合で – GIGAZINE

by Yuri Samoilov

なぜサイバーパンク2077がバグだらけでリリースされたのかについては、海外メディアのBloombergによる開発者へのインタビューを読むと、開発現場で複数の問題が発生していたことがよくわかります。

「サイバーパンク2077はなぜひどい状態でリリースされたのか?」が開発現場のスタッフへのインタビューで明らかに – GIGAZINE


その後、発売から半年以上が経過した2021年6月になってようやくサイバーパンク2077がPlayStation Storeに復活。なお、PlayStation Storeの販売ページには「重要なお知らせ:本ゲームで継続的にパフォーマンスの問題が発生しているお客様へ。PS4での使用は推奨されておりません。『サイバーパンク2077』を最大限お楽しみいただくには、PS4 ProまたはPS5でプレイしてください」と明記されており、PS4でのプレイは非推奨となっています。

バグだらけでPlayStation Storeから削除された「サイバーパンク2077」が復活、ただしPS4版は「パフォーマンスの問題あり」と注意事項に明記 – GIGAZINE


サイバーパンク2077のリリースから約1年が経過していますが、Steam上のレビュー総数が46万3190件で、うち好評が35万1313件、不評が11万1877件となり、レビュー全体の評価が「やや好評」となったと報じられています。海外ゲームメディアのEurogamer.netは、レビューで好評が増加している理由のひとつとして「50%オフのセールが実施されている点」を挙げています。

Steam で 50% オフ:Cyberpunk 2077
https://store.steampowered.com/app/1091500/Cyberpunk_2077/


2021年11月24日のオータムセール開始以降、サイバーパンク2077には何千件もの好評レビューが投稿されることとなり、全体のレビューが「やや好評」に、そして最近のレビューは「非常に好評」に変化したとEurogamer.netは指摘。実際、オータムセールでサイバーパンク2077が50%オフになってから、同作はSteamの売上トップページの最上段に表示されています。

サイバーパンクの開発に携わったPaweł Sasko氏は、自身のTwitterアカウント上で「サイバーパンク2077はSteamの新規プレイヤーから好評レビューを多数受け取っています」「サイバーパンク2077とウィッチャー3の両方がSteamのグローバルトップセラーリストに名を連ねており、数日で1500件を超える好評レビューを集めています」とツイートし、サイバーパンク2077の評価が高まっていることをアピールしています。


なお、CD ProjektのAdam Kiciński社長はポーランドの経済新聞であるRzeczpospolitaのインタビューで「我々は何年もの間、独立を維持することを計画しており、より大きな組織の一部になることは計画していないと明言してきました」と語り、CD Projektが売りに出されていないことをアピールしています。

また、このインタビューの中でKiciński社長は「サイバーパンク2077は(CD Projektの)27年の歴史の中で最も大きく、最も野心的で、間違いなく最も複雑なプロジェクトでした」「新しいフランチャイズでゲームをリリースする場合、特にコンセプトが非常に複雑だと多くの課題とリスクが発生します」「我々はサイバーパンク2077の多くの側面に誇りを持っていますが、皆さんご存じの通り(サイバーパンク2077では)すべてがうまくいったわけではありませんでした。それにもかかわらず、我々が構築したサイバーパンク2077はブランド認知度が非常に高く、ゲームの世界とキャラクターに世界中で多くのファンが生まれています」「長期的には、サイバーパンク2077は非常に優れたゲームとして認識されるようになり、他のタイトルと同様にゲームが改善されるにつれ何年も売れ続けるようなタイトルになると信じています。我々はアップデートにも取り組んでおり、最新世代のゲーム機向けのアップデートにも取り組んでいます」と語り、サイバーパンク2077が最終的に多くのユーザーに認められる優れたゲームになると発言していました。

ただし、Kiciński社長が言及したPlayStation 5およびXbox Series X/S向けのアップデートの配信は、2022年に延期されています。


なお、Steam上で行われているサイバーパンク2077の50%オフのセールは、2021年12月1日に終了する予定です。

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