ゲームニュース

Wi-Fi 6を手軽に導入するならエントリーモデル! 今の製品はこんな感じ【ゲームでWi-Fi 6! 第3回】

 家庭用ゲーム機では初めてWi-Fi 6に対応するプレイステーション 5(PS5)がソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から2020年11月に発売された。

 その購入にあわせてWi-Fi 6ルーターの購入を考えている人もいるだろうし、スマートフォンでゲームを楽しんでいるユーザーの中にも、より高速なWi-Fi 6に興味を持っている人がいるだろう。

「ゲームでWi-Fi 6!」記事一覧

 今回からは、PS5やスマホでゲームを楽しむために、どういったWi-Fi 6ルーターが必要となるのかを考えてみたい。

Wi-Fi 6を手軽に導入!最近のエントリーモデルはこんな感じ

 一人暮らしでWi-Fi 6のスマートフォンを手に入れ、とりあえずWi-Fi 6環境を作りたいという人には、安価なエントリーモデルをオススメしたい。

 その理由は2点ある。1つは、スマートフォンの多くが最大1201Mbpsまでの対応であること。そしてもう1つが、Wi-Fi 6自体に通信の最適化によるメリットがあることだ。

 詳しくは連載第1回を参照して欲しいが、特にスマートフォンでアクション性の高いゲームをプレーしているなら、Wi-Fi 6の導入で通信を少しでもスムーズにしておくのは安心感がある。

最大1201MbpsのASUS製Wi-Fi 6ルーター「RT-AX55」

 ASUSから1月に発売された新製品「RT-AX55」は、最大1201MbpsのWi-Fi 6ルーター。実売1万円を切る安価な製品で、ブラックとホワイトの2色展開なのも注目点だ。

 同社が先に発売していたWi-Fi 6対応ルーター「RT-AX56U」と最大1201Mbpsである点は同じだ。違いはUSB端子と搭載メモリ容量。加えてセキュリティ機能「AiProtection」およびトラフィックコントロール機能となる「Adaptive QoS」などのうち一部機能が省略されている。

 機能が減ったとはいえ基本となる通信周りのスペックは共通で、WPSやポートフォワーディング、ペアレンタルコントロール、アクセスポイントモードなど、求められる機能は有しているし、シンプルなQoSやVPNなどにも対応している。さらに本体の軽量化や省電力化といった、新機種ならではのメリットもある。

機能、外見、設定の全てがシンプル設定もスマホアプリで簡単に

 前述した通り、Wi-Fiの最大通信速度は5GHzが1201Mbps、2.4GHzが574Mbpsのデュアルバンドに対応。本体は横置きが基本で、4本のアンテナが伸びる。重量は374gと軽く、ボディの厚さもかなり薄めだ。

 本体は上部の端にASUSのロゴがあるだけで、ACアダプターまで含めてホワイトで統一されている。前面に青色のインジケーターランプが並ぶほかは光る部分もなく、シンプルな外見と薄型の形状でインテリアに調和させやすい。

ホワイトで統一された外見はシンプルで置き場所を選ばない

 有線ポートはWAN×1、LAN×4が全てギガビット(1000BASE-T)に対応する。このほか電源、WPS、リセットの各ボタンを装備している。

 大きなアンテナは本体と直角方向に立てて使うのが基本だ。アンテナはかなり大型で、立てると高さは約20㎝ほど。向きは自由に調整できるが、基本的には20cm程度の高さが必要と考えておく方がいい。なお、本体は薄型軽量なので、壁付けして使うのもアリだ。

背面端子

アンテナは角度が変えられる

 Wi-Fiをはじめとした本体の設定は、ウェブブラウザーのほか、Android/iOS向けの「ASUS Router」アプリでも行えるが、いずれも選択肢を選んでいくだけのウィザード形式で適切に設定が行える。PCを持っていない人やネットワークに詳しくない人でも簡単に導入できる。

「ASUS Router」アプリを使えば、スマートフォンだけで設定が可能

ペアレンタルコントロールなどの設定もできる

 Wi-Fi 6におけるリンク速度も確認しておこう。ゲーム機の「プレイステーション 5(PS5)」とスマートフォンの「ROG Phone 3」は1201Mbps、160MHz幅での通信に対応するノートPC「Vivobook 15」では2402Mbpsなのだが、それぞれを同時にRT-AX55へ接続してみたところ、リンク速度はいずれも1201Mbpsとなった。

 Vivobook 15の速度が物足りないように思えるが、RT-AX55は最大1201Mbpsなので、仕様どおりの挙動だ。WAN側の有線ポートがギガビットなので、同一LAN内のPCやNASとファイルを共有するような使い方でもない限り、実使用上は十分な通信速度を確保できる。

「RT-AX55」の設定画面からリンク速度を確認。上から順に、「Vivobook 15」、「PS5」、「ROG Phone 3」

安く、シンプルに「最新」を入れいれたいなら「エントリーモデル」で

 最後に、RT-AX55のようなWi-Fi 6のエントリーモデルをオススメしたい人をまとめておこう。

  • 安価にWi-Fi 6環境を導入したい
  • Wi-Fi 6に対応したスマートフォンを使っている
  • PS5をWi-Fiで使いたいが、通信速度もできるだけ速くしたい
  • 家族の分を含め、ほかのWi-Fi接続機器が多くない
  • 自宅インターネット回線が最大1Gbpsまで

 エントリーモデルは安価なだけに、Wi-Fi 6における通信の速度向上や最適化を試してみたい人には、まずオススメできる。また、PS5はもちろんだが、Wi-Fi 6対応スマートフォンの多くも最大通信速度は1201Mbpsなので、この面からも十分だろう。

 なお、これはRT-AX55などASUS独自の機能だが、同じASUSの対応ルーターを追加導入することで通信範囲が広くなる「AiMesh」にも対応している。中継器よりもWi-Fiの使い勝手がよくなるので、このような付加機能を考慮してみてもいいだろう。

「ROG Phone 3」などWi-Fi 6対応スマートフォンを手に入れたら、Wi-Fi 6環境を構築してみては?

 また、インターネット回線が最大1Gbpsまでであれば、Wi-Fiの通信速度が1Gbps以上になってもメリットは大きくない。

 10Gbpsなど高速なインターネット回線を使っている人や、ゲームの通信を極力邪魔されたくない人は、次回以降で紹介する製品を選ぶ方がいいだろう。

(制作協力:ASUS JAPAN株式会社)


クレジットソースリンク

もっと見せて!

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Back to top button